Classic リーダーボードは、Scoreboards で使える中でもっとも素直な形式です。スコアは提出するたびに加算され、プレイヤーの合計として積み上がっていきます。長期戦の大会やシーズンイベントなど、一度きりの爆発力よりも継続そのものを評価したい場面では、まずこの形式が候補になります。
しくみ
プレイヤーのスコアが提出されると、その値は手持ちの合計に加算されます。500 ポイントのプレイヤーに 150 ポイントを追加すれば、合計は 650 ポイントです。順位は合計値で決まるため、通算でもっとも多く稼いだプレイヤーが一番上に立ちます。
たまたま出た会心の一撃ではなく、こつこつ続けた積み重ねに報いたい。そう考えるなら Classic が最適です。
設定のしかた
- まだ導入していなければ、Scoreboards ボットを Discord サーバーに招待します。
/scoreboard createコマンドを実行し、スコアボードの種類として Classic を選びます。- スコアボードに名前を付けます。たとえば "シーズン3 ポイント" や "週替わりチャレンジ" といった具合です。
- 並び順を 降順(高いスコアが上、初期設定)にするか、昇順(低いスコアが上。数値が小さいほど良い競技で便利)にするかを決めます。
- ボードに表示する順位の数を絞りたい場合は、表示ランク数を設定します。
作成が終われば、権限を持つメンバーは /submit でスコアを提出できます。ボードはその場で更新されます。
こんな場面に向いています
- シーズン制の大会 — 1か月やワンシーズンにわたるイベントを開催し、ゲーム会・チャレンジ・クイズなど複数の企画で得たポイントを 1 枚のボードにまとめて集計できます。
- 活動量の記録 — 参加したり、誰かを助けたり、コンテンツを投稿したりした人にポイントを配り、サーバーへの貢献をそのまま可視化できます。
- 複数ラウンドのトーナメント — 各ラウンドの結果が累計順位表に流れ込むので、大会全体を通した成績を追いかけられます。
- チーム対抗戦 — イベントをまたいでチームのポイントを管理できます。勝つたびにチームの通算ポイントが伸びていきます。
運用のコツ
- シーズンの区切りでリセットする。 シーズンが終わったら、ボードを保管して新しいものを作り直すのがおすすめです。データがすっきりしますし、全員が同じ位置から再スタートできます。
- ロール付与と組み合わせる。 Discord のロール報酬を使えば、節目のポイントを称えられます。たとえば 1,000 ポイントを超えた人に「Top Scorer」ロールを渡す、といった運用です。
- マイナスのスコアは慎重に。 Classic ではマイナスのスコア提出(減点)も可能です。ペナルティに使えて便利ですが、混乱を招かないようルールを明示しておきましょう。
- リーダーボードをピン留めする。 専用チャンネルにライブのリーダーボード埋め込みを投稿してピン留めしておけば、メンバーはいつでもひと目で順位を確認できます。
ほかの形式を選ぶべきとき
累計ではなく、そのプレイヤーの最高記録だけを見たいのであれば、High Score リーダーボードのほうが向いています。1 対 1 で直接ぶつかり合う競技なら、ELO が適任です。